働く女性にとって、仕事の位置づけは人それぞれ違うでしょう。一生働く気はなく、何年か勤めて家業を継いだり手伝う予定の人もいるかもしれません。また、資産は十分にあるため、お金を得ることが目的ではなく社会勉強の一環として働いている人もいると思います。
そのようなさまざまな仕事の位置づけの中でも一般的なものとしては、できれば長い間正社員として働き続けて安定した収入を得たい・その仕事の中でしっかりとキャリアを積み、ビジネスパーソンとしての能力を高めたいというものではないでしょうか。そういった女性は、キャリアアップのための転職か安定を優先して今の会社に残留かについて、悩むという問題に直面することがあるようです。
転職することで新たなキャリアを築くことができるメリットはありますが、失敗して収入が減ったり移った先の会社を辞める羽目になる可能性もあります。しかし、今の会社の残るという選択をした場合でも、リスクは残るはずです。今の会社に残れば、当面は安定した収入が得られます。しかし、自分のキャリアアップが図れない職場であれば、少しでも業績が悪くなってリストラになった時に生き残れない可能性もあるのです。
いずれにしても、安定した地位と収入が得られる保障がないのであれば、悔いの残らないような選択をするというのが一番いいのではないでしょうか。転職は高リスク・残留は低リスクと、一概に言えない点は理解しておくといいかもしれません。